
■ MUKU-DATA 杉 両耳付き 一枚板 テーブル用 3m材 → 2.8m仕上げにて
昨日の木材倉庫の打合せは2件
一件は土間に置く敷台、沓脱石のような使い方で何か特別な材を探しに建設屋さんで
現場監督をされている方。
もう一件は杉の一枚板テーブルの仕上げ前の打合せで工務店さんで設計をされている方
杉の3m材テーブルの打合せの為に立て掛けてあった3mの杉板を横に寝かせ
段取りしていたのだが、
通常、一枚板テーブルをはじめとして建築用として使われる材木の多くは
木表使いが殆どだが(外壁部分に関しては仕上げ方法で木裏使いをした方が良い場合もある)
一枚板のテーブル等に関しては場合によっては
木裏使いもありの場合もあるのかと思う。
両耳付き一枚板で木裏使いをする場合の理由として
・木表面で巾(奥行き)が足りない場合に木裏面を使う事で耳の広くなった数センチ分をプラスして
広く使う事ができる。
木表面では750mmだった材面が木裏にすることで例えば850mmに使う事が可能となる。
・木表面に傷や欠点が多い場合、木裏面の方が状態が良ければ木裏使いを選択
この2点が主な理由かとは思うが
他には一枚板は木表面にU字型に反る癖があるが、
木裏使いの場合は逆に少し盛った感じになるので何となくダレた板よりも盛っている方が
個人的には安心?見た感じだけど落ちつく。
打合せの為に、木表面を上に向けて準備していたのだけど
設計士さんが開口一番、木裏面で行きましょう!と
木表面だった板を木裏にしてから打合せをはじめた。
何故? 巾足りないですか?とうかがいつつ、・・・
木裏になった板を見てやっぱり全然違う、こっちがいいと言う。
こっちの方が全然シャープでいいらしい。
杉の一枚板に決まってから直ぐに木裏で行こうと考えていたらしく施主さんにも同意してもらって
いるらしい。
見え方、、
やっぱり全然違う!・・・
まぁ、確かに。。。
木表木裏でのそこは今まで意識した事はなかったが
杉を使う事で、空間がもくもくしいログハウス調に見える事を気にされていたらしく
杉に関しては木裏使いでその辺を少しでも緩和させようと考えているらしい。
耳部分の見え方、輪郭
空間に対しての、そこに使う材の輪郭と室内の関係を見て考えているのかと思う。
無意識にそういった事はきっと誰しも少なからずは感覚的に見ているのかとは思うが
きっと自分が普段何気なく見ている輪郭よりも
意識が高いと感じた。
スケッチなど普段から良くしているというからやはりそうなんだろう。
他人のそれぞれの立場での木の見方はとても勉強になる。
そういう視点で見れば
この杉の一枚板天板の前に打合せした、栃の敷台に関しては
だいぶ長い時間、じっくりと倉庫の材木たちを見ていただいていたので
邪魔するといけないので距離を取っていたが
検討されている栃をどう使うか
サイズ、そして形、
この栃をこういった感じで使おうと考えているですがどうでしょうか?
凄く良いと素直に思ったし、こちらもやはり木の形、見え方、輪郭を考えていたんだなぁと
後から思った。
木の使い方は人それぞれ、
各々がもっと自由な発想で感覚を研ぎ澄まして好きに使っていただければと思う。
いづれもいい刺激をいただいた打合せだった。
木表の杉

木裏にして耳部分が見えなくなり面の輪郭のみが表れる事で
シャープに見える。





こちらは土間に置く敷台として検討されている栃




追記 2025 10/20 栃 木取りプレナー後

